９月１０日
	二人のハカイダー
	単なる知り合いでもなく、友達というかんじでもなく、彼女でもなく、とて も不思議な関係がつづいているナツメからの本の感想。 　NAOっちの本読んでから なにを興奮してんだか、わかんないけど、いろんな 事が頭のなかを巡る。なんでだろう。 　これは、なつめにとっては何度も何度も毎日のように読み返したくなる本 にはならないという予感。 　でもいつか、思い出したように、読み返したくなる日がくるだろうとい う予感。この本は、退屈なときには読みたくない本だとも思う。 　いろんな意味でひっかかる本だよ。面白い、だけじゃなく。 　えーい、うまく言葉にできねえ！！！ 　もしNAOっちと知り合いじゃなく、この本と出会ってたら……、とか思う。 　他の友達とかにはなんか、怖くて見せらんないかも。 　ほんと、なんか綾が自分とだぶっちゃって駄目だわ（笑）。 　読むときは一気だった。っていうか、一気に読ます本だったね。 　変な感じがしたよ。なんだか、NAOっちとの距離感、もしくはスタンスがい つもと違うからだろうか。NAOっちが変に近く感じて、気持ち悪かった。 　NAOっちとはあんま似てないと思ってたけど、そうでもなかったことに驚 く。綾のなかに、なつめの姿を、だぶらせて見てることに気づくたび（←けっ こういっぱい）、考え込んだりして。 　意外と、似た経験をしてるんだー。っていうか、これって結構寒気がするく らい似てないかー？ ストリップとか妄想銀行員とか人格破壊とか。 　ほえー、みたいな。似た経験ありすぎてやだったけど、一気に読めた。２、 ３度笑った。面白かった。 　冷静になったところで、改めて思うんだけどさ。 　ほんとは、そんな似たよなもんじゃないのかもしんない。細かいとこは違っ たしさ。でもなんか、読みながら、あんときの感覚が、ぶわーっとぶり返して きたんだよ。直前まですっげ感情移入して読んでたから、なおさら怖かった。 　これがもしフィクションだったら、ぜんぜん怖くはなかったんだけどさ。 　自分の感覚とすげー似てる、ってことで、ほっとしたと思う。 　自分も肯定してもらえたっていう、安易な安心感か？ 　心にひっかかる（っていうか残るってゆーか）程度ですんだだろーな。 　あ、生理話は笑った（笑）。 　ちなみになつめは生理日は避ける。もしくは外でしか会わねえ。ゴミ箱に はすてたことない。 　ナツメへ。 　生理話はさ、あれ、絶対みんな、そうだよな？ 彼氏の部屋で使用済みナプ キンを捨てるのって、付き合いが浅いうちは抵抗あるよな？ 　うなずいてくれる女は多かろうと思って書いたよ（笑）。 　ドラマ「独身生活」の録画を見る。 　これは東電ＯＬ事件への鎮魂歌、なのか。 　photo 追加。題「夜の曲線」。すげえいいっす。必見！
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