| １月１６日（日） | |
| あなたたちは何者？ | |
| 失礼な読者メールにほとほとうんざり。 女性からのメールは文面もきちんとしてるし、読んでいて嬉しいものばかり だけど、野郎からのメールはバカなファッキンシットメールがほんと多い。 私は今までに延べ千通近くのメールをもらっていると思うが、この「女性の メールはまとも、野郎のメールは失礼」という図式はホームページ開設時から 今まで一貫している。 はっきりいってメールもういらねえから、野郎のはさ（自分はふつうの常識 を持ってると思える人は、まあ書いてきてもいいけどな）。 男からのメールでも常識あるメールはもちろんある。ただ、数が少ない。 ふつうに常識のあるメールって、そんなに難しいか？ ワシの日記を読んでるだけで、ワシの知り合いか何かのつもりになって、ワ シになれなれしい言葉でメールを書いてきて、ワシに土足で踏み込む、そこの あなた。 自分がいかに失礼なことを書いてるかちっとも理解できない、そこの失礼な あなた。 私と友達でも知り合いでもなく私と赤の他人のあなた。 ワシを「NAOちゃん」と「ちゃん付け」する、ろくすっぽ日記読んじゃいねえ あなた（虫酸が走るとワシは書いてるだろ）。 NAO's Blue Film のホームページデザインをパクったホームページを作りた いんですがと、私が一番大事にしている場所に対して、失礼以前の寝言をほざ いたあなた。 「そんな不愉快で失礼なことはやめていただきたい」と言ったら、「NAOさん でも失礼だと思うことがあるんですね」と、また寝言をほざいたあなた。 あなたたちは何者？ 私はあなた方が心底大嫌いです。 ファッキン！ 文章書いててよかったなあと思うのは、こういうメールをもらったときだ。 本日の嬉しいメール Ｊ＠バイセクシュアルの方から「綾。ホステス、22歳。」の感想 「こんにちは。本を読んだ感想です。 読み終わったと同時になんだかすっきりしました。私は文才がないので詳し くは批評できませんが、とにかく私は大好きです、こういう本。 なんだかほろっとしたり、人目も気にせず声をあげて笑ったり。そこまで私 を引き込む本はあまり出会ったことがありません。 以下はＮＡＯさんにとってはつまらないかもしれません。 私には遠距離恋愛の彼女がいます。お互いに本気で好きで、できれば一緒に 暮らしたいのですが、私には夫がいます。夫も私には大事な人です。 それをビアンの彼女に理解しろというのは無理な話で、ちょっとそのことで 険悪になってました。それがこの間の彼女との旅行で、「この本、おもしろい よ」と見せたところ、第25章の「娘さんをあたしにください！」をジィーと読 み始めたんです。 そして読み終わると同時に「私も婚姻届が欲しい！」と言い出したんです。 もう気分はすっかり本の中の彼女なんですねぇ。 私は面食らいながらそれでも気が晴れるならと、次の日曜日、旅行先の知ら ない役所をまわって用紙をもらって二人で書き込みました。どこにも出せない のにすごく嬉しそうなんです。せつなくなりました。 でも、あの本がきっかけで思いつめていた彼女の気持ちが軽くなったような んです。だから変な話ですがＮＡＯさんにお礼が言いたかったのです。 長々と退屈な話を読んでもらってありがとうございました」 ☆25章には、私の恋人の女の子が私に婚姻届けを突きつけて、「判子押して」 と迫ってくるエピソードがある。 どこにも出せはしない婚姻届けだ。そんな切ないことをしても哀しくなるだ けなのに、でも、彼女は「お守り」として、それを持っていたいと言う。 父親に私との交際を知られて、「別れろ！ ふつうの男とふつうの結婚をし てふつうに幸せになってくれ！」と泣かれ、彼女はへこんでいたのだ。 私は判子を押した。バカなことだと思ったけど、それが彼女のお守りになる ならと思って、押した。そういう話だ。 Ｊさん、嬉しいメールをどうもありがとう。 マヤ＠吉原の風俗嬢さんから同じく本の感想 「はじめまして！ 本読みました。私の接客の勉強になります。おもしろかっ たです」 ☆おっ、スカイウォーカーからだね。どうもありがとう！ チカ＠千佳さんと同じ名前ですみませんさん 「NAOさんの文章を読んで、NAOさんの心の闇を覗いて、それでなぜか元気をも らっている自分になんだか罪悪感を覚えます。なんかNAOさんに悪いなって」 ☆罪悪感を感じる必要なんてちっともないですよ。 私がいろんな人の本を読むのだって、言ってみれば、そこに書かれている人 間の心の闇を覗くためです。自分の闇は、他人の闇を覗くことでしか、その出 口は見えてこないって、私は思ってるんです。 人間はそういう生き物なんです、きっとね。 チカって名前は、いいよねえ。大好き（笑）！ |
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